こんにちは。
突然ですけど皆さん、議論でお困りになったことありませんか?
相手が正論過ぎて返す言葉がない…
自分の意見に対して相手が的確に切り返してくる…
こちら側が想定していない質問が飛んでくる…
困りますよねぇ〜
僕もずっと悩んでました。
そして議論の仕方について学びました。
その結果議論で勝てるように、少なくとも負けないようになりました!
そんな僕のノウハウを皆さんにお伝えしていこうと思うので是非最後までお付き合い下さい!
目次
まず議論とは
互いに、自己の意見を述べ、論じ合うこと。意見を戦わせること。また、その意見。
コトバンクさんのおっしゃる通り、議論とは戦いです。
なので、勝たなければなりません。
相手を完膚なきまで論破し、敗者のレッテルを貼り付け、SNSで吹聴し皆で敗者を嘲笑する、議論とはそういう風に消費されるコンテンツなのですから。
よって、手段なんて選んでいる場合ではありません。
詭弁を駆使し積極的に論点をずらしていく必要があります。
自分の有利な土俵の上で叩きのめし、勝利宣言を高らかにするのです。
論理的に正しいだけの議論なんて、見ている方は退屈ですからね…
そんなわけで、詭弁を紹介していきます。
論点のずらし方
「子供を道路で遊ばせるのは危険だ。」
ド正論ですね!
少なくとも僕は正しいと思います。
子供の安全を考えれば道路で遊ばせるなんて危険もいいところ、親が注意するべき事だと思います。
さて、この言い分を論破していきます。
「子供を道路で遊ばせるのは危険だというが、子供を外で遊ばせない教育が本当に正しいのだろうか?」
お気づきだと思いますが、論点なんて関係ありません。
「道路で」が「外で」遊ぶに勝手に解釈され、それを元に話を展開しています。
わざと解釈を歪めることで論点をずらし、反論出来るように言い分を作り変える訳です。
この手法は、ストローマン論法と言われるものです。
ストローマン(英: straw man)は、議論において、相手の主張を歪めて引用し、その歪められた主張に対して反論するという誤った論法、あるいはその歪められた架空の主張そのものを指す[1]。ストローマン手法、藁人形論法、案山子論法(かかし論法)ともいう。
しかし、これでは明らかに反論側がおかしいのがバレバレであり、逆に論破され返される恐れがあります。
なので小細工をいくつか重ねてみたいと思います。
間違った解釈を元に次々に論を展開!!
「子供を道路で遊ばせるのは危険だ。」
という主張に対しストローマン論法を駆使して
「子供を道路で遊ばせるのは危険だというが、子供を外で遊ばせない教育が本当に正しいのだろうか?」
とズレた返しをしてみたわけですが、これだけだと詭弁を看破される恐れがあります。
なので、こう返してみたら如何でしょうか?
「子供を道路で遊ばせるのは危険だというが、それを制限すれば子供の自由を制限することにもなりかねないだろうか?
子供は何をするか分からない為、色んな危険性が考えられるが、それが子供の良いところでもあり、そうした経験が豊かな心をも育てる。
危険を取り除こうというのは、間違ってはいないが、それが行き過ぎれば子供は一切外には出すなという極論にも繋がりかねない。
それは一種の虐待とも言えないだろうか?」
吐き気を催す程のズレた反論ですが、解説していきます。
まずはさっきと同じようにストローマン論法。
道路で遊ぶという明らかに危険な行為に対し、子供の自由を制限とか宣うわけです。
そして次に、それを元に滑り坂論法を展開!!
「誤謬」の記事における「滑り坂論法」の解説
「風が吹けば桶屋が儲かる」的な論法で、何らかの事物の危険性を主張すること。ドミノ理論。
要するに、1つの事を皮切りに自体が悪い方向に傾いていくという主張なわけです。
「危険を取り除こうというのは、間違ってはいないが、それが行き過ぎれば子供は一切外には出すなという極論にも繋がりかねない。」
この部分はまさにそれで、冷静に考えてみれば子供を道路で遊ばせるな!って主張が、子供を外に出すな!なんてなるわけがありません。
しかし、物事が悪くなるという結論ありきで話を進めるわけです。
そして最後に、
「それは一種の虐待とも言えないだろうか?」
と締めくくる訳です。
虐待という強い言葉を使って相手の主張にレッテルを貼り、反論しづらいようにしてやれば良いのです。
これでもまだ何か言い返して来るようなら、
「過保護も行き過ぎれば虐待だ!あなたは毒親と思われてもいいのか!?」
と言い返してやりましょう。
自分の主張以外を認めない誤った二分法を用いるのがポイントです。
そして最後に、相手自体に毒親というレッテルを貼り付け、それをSNSで吹聴して回り、相手が悪いという空気を作り上げましょう。
ここまでやれば、相手は戦意を失い後は敗走するのみです。
これにて論破完了!
高らかに勝利宣言をして、気持ちよくなる時です!
終わり
今回は第一弾ということで、本当に触りの部分だけやりましたが、これシリーズ化してもっと深堀する予定なので楽しみにしていただけると嬉しいです。
ちなみに分かってると思いますけど、真面目にこんな事言ってるわけじゃないですからね!
本当に真に受けないで下さいね!!
というわけで以上!バイバイ!